図の単相混合ブリッジ回路において、交流電源電圧を (1)横軸に角度(ωt)をとり、交流電源電圧vの1周期分の波形を描き、これを基準として交流電流iの波形を重ねて描け。 (2)直流出力電圧の平均値Vdを制御角αの関数として表せ。 (3)交流電流iの実効値Iを求めよ。 (4)電源から整流回路に供給される有効電力Pを求めよ。 (5)交流側の総合力率cosφを求めよ。 図略 |
【解答】
準備中
電検一種受験を目指して合格するまで(しないかも・・・)の過程を記録します。
図の単相混合ブリッジ回路において、交流電源電圧を (1)横軸に角度(ωt)をとり、交流電源電圧vの1周期分の波形を描き、これを基準として交流電流iの波形を重ねて描け。 (2)直流出力電圧の平均値Vdを制御角αの関数として表せ。 (3)交流電流iの実効値Iを求めよ。 (4)電源から整流回路に供給される有効電力Pを求めよ。 (5)交流側の総合力率cosφを求めよ。 図略 |
次の表及び文章は、ある一般電気事業者の電力系統全体にわたる停電事故(全停事故)が発生した場合の復旧手順と留意事項について、その概要を記述したものである。 電力系統全体にわたる停電事故の復旧
なお、全停事故の場合においても火力発電所の中には、系統からの解列により送電不能となった場合でも、所内負荷をもって所内単独運転を行うことにより、系統の復旧時に系統並列、系統連系し、電力供給を数時間でできる機能のあるものもある。 |
主要変電所の直列機器(主要変圧器,遮断器など),電線・電力ケーブルなどの選定時の電流協調に関して,留意すべき次の事項について簡潔に述べよ。 (1)定常時(過負荷時を含む)の電流協調 (2)事故時(系統の短絡事故時や地絡事故時)の電流協調 |
電力系統を連系するメリット及びこれに伴う短絡容量の増大に対する抑制対策について述べよ。 |
図1は交流50[Hz]系統と60[Hz]系統とを連系する他励式周波数変換装置の主回路構成を示す。Conv1及びConv2は逆阻止三端子サイリスタを用いた三相ブリッジ結線の交直変換装置、TR1及びTR2は変換器用変圧器、DCLは直流リアクトル、SC1及びSC2は電力用コンデンサを表す。 両変換装置の交流側線間電圧Vr(実効値)がいずれも2000[V]であるとして次の問に答えよ。 ただし、サイリスタ転流時の重なり角、変換装置及び直流リアクトル内の損失は無視できるものとする。 図1 (1)図2の波形を参照し、三相交流電圧を 図2略 (2)逆変換動作時の制御進み角βの制限値をπ/6[rad]とし、直流電流Idが1000[A]の場合、系統間で授受できる最大電力Pmax[kW]を求めよ。 (3)50[Hz]系統から60[Hz]系統に(2)で求めたPmax[kW]を送る場合について、Conv1の交流入力側の所要無効電力Q1[kvar]を求めよ。ただし、入力側交流電流は通流角2π/3[rad]の方形波であり、その基本波成分の実効値Ir1は (4)50[Hz]系統から60[Hz]系統に(2)で求めたPmax[kW]を送る場合に、50[Hz]側受電点の力率が1となるようにSC1の容量[kvar]を設定した後、その容量を固定したまま授受する電力を1500[kW]に変更した場合、受電点での力率を1に保つために必要なConv1の制御遅れ角α1[rad]と直流電流Id[A]を求めよ。 なお、計算で三角関数が必要な場合は次表を利用してもよい(中間値は比例計算せよ)。
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次の表は石炭火力発電所における環境対策のうち、大気汚染物質の低減技術についての概要を記述したものである。 表中のA、B及びCの記号を付した空欄に記入すべき事項を次の解答方法に従って答案用紙に記入しなさい。 解答方法 Aは大気汚染物質の名称を記入すること。 Bは硫黄酸化物の低減技術について、窒素酸化物の低減技術の記述例を参考に装置の設置とその他の対策に分けて記述すること。 Cは窒素酸化物の発生原因(発生過程)を二つ挙げ、簡潔に記述すること。
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次の表は、同期電動機のトルクに関する記述である。表中の表現にならって、空欄(1)~(4)について説明せよ。
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定格電圧600[V]、定格電流220[A]、定格出力120[kW]、定格回転速度1700[min-1]の直流分巻電動機がある。電機子回路の全抵抗は0.140[Ω]、界磁回路の抵抗は200[Ω]、固定損は3[kW]である。 励磁損は負荷電流にかかわらず一定、漂遊負荷損は負荷電流の2乗で変化するものとして、次の値を求めよ。 ただし、電機子反作用は無視するものとする。 (1)定格負荷時の効率η[%] (2)定格負荷時の漂遊負荷損Ps[kW] (3)定格負荷時の速度変動率ε[%] (4)負荷電流が定格の50[%]のときの効率η'[%] (5)負荷トルクが定格の50[%]のときの回転速度n'[min-1] |
ダイオードによる単相全波整流回路によって交流電圧から直流電圧を得るには次の三つの代表的な方法があり、それぞれの方法において交流電流波形は異なる。交流電圧は (1)図1-1の回路において、平滑リアクトルのインダクタンスは十分に大きく、直流電流は一定とする。このとき、図1-2と同じ図が答案用紙に印刷されているので、交流電圧eの波形に対する交流電流iSの波形をふと線で明確に描け。 また、このときに抵抗負荷に印加される平均直流電圧Ed1をEを用いた式で示せ。 (2)図2-1の回路において、平滑コンデンサのキャパシタンスは、交流電源からの充電電流と負荷電流とによる直流電圧edの変動が図2-2に示す程度になる大きさとする。また、交流電源側に充電電流の過大なピーク値だけを抑える微小なインダクタンスLACを挿入している。このとき、図2-2と同じ図が答案用紙に印刷されているので、交流電圧e及び直流電圧edの波形に対する代表的な交流電流iSの波形をふと線で明確に描け。また、負荷抵抗がないときの平均直流電圧Ed2をEを用いた式で示し、直流電流が増加すると平均直流電圧は上昇するか低下するかを述べよ。 (3)図3-1の回路において、交流電圧の周波数に対して十分高い周波数でバルブデバイスQをオン、オフすることにより、直流電圧を目標値に制御しながら、同時に、交流電流の波形を力率1の正弦波電流基準に従って制御できることが知られている。このとき、図3-2と同じ図が答案用紙に印刷されているので、交流電圧eの波形に対する交流電流iSの波形の例を太線で明確に描け。 また、全波整流回路の直流出力電圧erecと抵抗負荷に供給される直流電圧edcとを比較して、この回路が正常に動作している時の両者の大小関係を述べよ。 |
200[V]、5.5[kW]、50[Hz]、6極の三相かご形誘導電動機の拘束試験の結果は次のとおりである。 線間電圧VS=40[V]、線電流IS=22[A]、三相入力PS=620[W] この電動機をV/f制御のインバータで駆動する。始動の際、インバータの電圧及び周波数の調整機能を利用して、始動周波数を数ヘルツとすることによって始動電流を抑えることができる。 励磁電流が無視でき、また、電気的過渡現象も無視できるものとして、次の問に答えよ。ただし、問及び回答で用いる記号を以下に示す。 fN:定格周波数[Hz]、VN:定格電圧(線間電圧)[V]、 r1:一次抵抗[Ω]、x1:一次漏れリアクタンス[Ω]、 r2:二次抵抗[Ω]、x2:二次漏れリアクタンス[Ω]、 ここで、r2、x2はいずれも一次換算値である。また、x1、x2は定格周波数におけるリアクタンスであり、電動機の巻線抵抗及び漏れインダクタンスは電圧及び周波数の変化に対して一定を保つものとする。 (1)r1+r2[Ω]及びx1+x2[Ω]はいくらか。 (2)始動時のインバータの出力周波数をfL[Hz]とするとき、始動トルクを全電圧始動(定格周波数)で得られるトルクと等しいトルクで始動させるためのインバータの出力電圧VL(線間電圧)[V]をfLと上記の記号を用いた式で表せ。 (3)上記(2)において、始動電流が22[A]となるfL[Hz]及びVL[V]はいくらか。 |