2011年10月25日火曜日

平成17年・二次試験-電力・管理【問3】


 図のようなこう長100[km]の三相3線式1回線の送電線路がある。送電端及び受電端の変圧器の中性点がそれぞれ400[Ω]の抵抗で接地されている。その1線(a相)が送電線路の中間点で100[Ω]の抵抗を通じて地絡を生じた場合の地絡電流の大きさ及び故障点におけるc相の対地電圧の大きさを次の(1)から(3)の順序で求めよ。ただし、故障点における故障直前の線間電圧を154[kV]、送電線路の正相リアクタンス及び逆相リアクタンスを0.0506[%/km]、零相リアクタンスを0.118[%/km]、各変圧器のリアクタンスをいずれも7.59[%](基準電圧154[kV]、基準容量100[MV・A]、その他の明記されていないインピーダンスは無視するものとし、また、変圧器のΔ巻線側の電圧は一定に維持されているものとする。

(1)地絡電流と故障点におけるc相の対地電圧の式を、a相の事故直前の対地電圧、故障抵抗、故障点からみた送電線路の零相、正相、逆相インピーダンスを、及びを用いて表わせ(導出過程も示すこと)。
(2)の値及びの大きさを求めよ。
(3)地絡電流の大きさと故障点におけるc相の対地電圧の大きさを求めよ。



【解答】
準備中

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