2011年10月25日火曜日

平成17年・二次試験-電力・管理【問4】


図に示すように、電圧調整器が送電端から距離aの地点に設置され、末端に負荷群が接続された全長1の配電線路について、次の問に答えよ。
ただし、計算に用いる次の記号はすべて単位法表示を用いることとし、その他の明記されていないインピーダンスは無視するものとする。
:送電端電圧
:受電端電圧
:負荷群の有効電力
:負荷群の無効電力
:電圧調整器二次側の線電流
:線路全長のリアクタンス
:電圧調整器の内部リアクタンス(一次側からみた値)
:送電端から電圧調整器接地位置までの距離(0≦a≦1)
:電圧調整器の変圧比(一次電圧:二次電圧=1:n,0.9≦n≦1.1)

(1)この配電系統を電圧調整器の二次側に換算した等価回路をの式を、を用いて描け。なお、等価回路には等価送電電端電圧、等価受電端電圧、等価リアクタンス等を記入すること。
(2)上記(1)の等価回路から、の式を、を用いて表せ。
(3)最大負荷時に次の条件でnが最大になるような電圧調整器の設置位置aの値を求めよ。ただし、電圧調整器の内部リアクタンスXTは無視するものとする。なお、本設問に限り有効数値2桁で答えること。
負荷群の最大有効電力=0.2
負荷群の力率=1
送電端電圧Vs=受電端電圧Vr=1
線路全長のリアクタンスX=2.0





【解答】
(1)二次側に換算した等価回路は、下図のとおりとなる。


(2)作成中

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