2011年10月26日水曜日

平成16年・二次試験-機械・制御【問3】


 多重インバータは複数個の方形波インバータユニットの出力を組み合わせて階段状波形を作ることにより、出力側の高調波成分を低減するために利用されている。図1は、角インバータユニットの通電幅をπとする直列単相二重インバータ回路の構成、図2(a)、(b)及び(c)は各部の電圧波形を示している。図1の中で、S11、S12、S13、S14及びS21、S22、S23、S24は各インバータを構成する半導体バルブデバイスを示している。
ここで、周期をTとする方形波のフーリエ級数(an)が次式で表されることを用いて、次の値を求めよ。
  
(1)図2(a)で示される方形波出力電圧e1のフーリエ級数展開式と第n調波成分の電圧(実効値)E1n
(2)2組のインバータユニットの出力電圧e1,e2を合成して得られる出力端子電圧e0(図2(c))の第n調波成分の電圧(実効値)E0n
(3)出力端子電圧e0(図2(c))の波形で、第3調波成分を除去するために必要な2組のインバータユニットの出力電圧位相差φの値




【解答】
準備中

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