水力発電所では、操作油や潤滑油のオイルレス化が図られている。オイルレス化を図る目的を二つ挙げよ。また、水車及び発電機のどのような部位にどのようなオイルレス化が図られているかについて、水車又は発電機の部位を三つ挙げ、オイルレス化対策を各々一つずつ述べよ。 |
【解答】
オイルレス化を図る目的
1.環境対策(河川への油流出防止)
2.メンテナンスの省力化(メンテナンスフリー化)
3.ランニングコストの低減
4.給油装置の不要
5.設計時間の短縮
オイルレス化が図られる水車又は発電機の部位と対策
1.(部位)ブレーキ →(対策)電磁式ブレーキ
2.(部位)ガイドベーン →(対策)操作モータ駆動(電動サーボモータ)
3.(部位)カプラン水車軸受 →(対策)水潤滑
4.(部位)可動翼水車ランナー →(対策)ボス清水封入(水ボス)
5.(部位)ガイドベーン摺動部 →(対策)オイルレスメタル
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