2011年10月26日水曜日

平成14年・二次試験-機械・制御【問2】


 無負荷の単相変圧器に正弦波電圧を印加すると、励磁電流は鉄心の磁気的非線形特性のために、高調波を含んだひずみ波形となる。
 同一定格の単相変圧器3台を図のようにY-Δ結線して、二次側無負荷の状態で一次側線間に三相平衡6000[V]の正弦波電圧を加えた。二次側スイッチSの開放状態では、それぞれの極間に600[V]の電圧が現れ、また、このときの二次側u-v間及びv-w間の各電圧はそれぞれ447[V]であった。ここでは、高調波成分のうち第3調波のみを検討の対象にするものとして、次の問に答えよ。
(1)スイッチSの極間に電圧が現れた理由を述べよ。
(2)この単相変圧器の巻数比aを求めよ。
(3)スイッチSを閉じた状態では、Δ回路に流れる定常循環電流はわずかである。この理由を述べよ。




【解答】
準備中

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