2009年10月16日金曜日

電検受験の基礎知識

【試験の種類】
電検とは、「電気主任技術者試験」のことで、管理できる電気施設に応じて三種・二種・一種の三種類の試験があります。

【試験回数】
試験は年に1回実施されます。
三種が本試験1回で合否が判定されるのに対して、
二種・一種の試験では、一次・二次の2回に分かれて試験が実施され合否判定されます。
二次試験の受験資格が与えられるのは、一次試験の合格者のみです。

【試験実施時期】
一次試験  9月第1週の週末日
二次試験 11月最終週の週末日

【試験科目・合格基準】
一次試験では4科目「理論」、「電力」、「機械」、「法規」が
設定されており、解答はマークシートによる選択肢が主体となっています。
合格基準は80点満点で60%(48点)以上となっています。
ただし、問題の難易度に応じて、毎年合格判断となる点数は若干調整されているようです。
3年間有効の科目合格制があり、複数年に分けて受験することが可能です。

二次試験では2科目「電力・管理」、「機械・制御」が
設定されており、解答は計算が主体の完全記述式です。
合格基準は60%以上となっています。
科目合格制はなく、一発合格が前提です。
二次試験の受験資格は一次試験合格後2年間です。

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